名水「龍ケ水」仕込み、昔ながらの木樽蒸留
富の重なる地『重富』。白金酒造さんは明治2年よりこの地で焼酎を造り続ける鹿児島県でも屈指の老舗蔵元さんです。
「喜左衛門」は、峻険な吉野山系の山麓にある九州で唯一の歴史街道「白銀坂」から、こんこんと湧き出す水「白銀の水」と呼ばれる名水『龍ヶ水』を、芋は焼酎造りに最も適している厳選した鹿児島県産『黄金千貫』を使用しています。焼酎造りの伝統的な技術集団「黒瀬杜氏」の杜氏頭「黒瀬東洋海」杜氏によって丹精込めて仕込まれ、昔ながらの「木樽蒸留」で造られています。
木樽蒸留ならではの口当たりの柔らかさとほのかに香る上品な木の香りがあり、コクのある味わいの本格芋焼酎です。
喜左衛門《芋焼酎》
- 1800ml
- ¥2,619(税込)
- (税抜:¥2,381)
- 在庫:
4 本
- 720ml
- ¥1,452(税込)
- (税抜:¥1,320)
- 在庫:
4 本
「喜左衛門」の商品規格
- 蔵元
- 白金酒造株式会社
- 生産地
- 鹿児島県姶良市脇元1933
- 原料
- さつまいも(黄金千貫)・米麹
- 麹
- 黒麹
- 度数
- 25度
- 蒸留
- 常圧蒸留(木樽蒸留)
飲んかたで使える豆知識
- 「木樽蒸留器」は鹿児島県内でも十数蔵でしか使われていませんが、その木樽蒸留器を造れる職人さん(たんこさん)は現在『1人しか』いません。2年ほど前から息子さんが後継者として手伝っているそうですが、一つ作るのに1カ月以上も掛かり、さらに木樽蒸留器の寿命も約5年前後しかないそうです。
- 焼酎蒸留器は現在「ステンレス製」が主流ですが、昔ながらの「木樽蒸留器」はその材質の特性上、ゆっくりと熱が発散され、木の隙間からガスやアルコール分が微量ずつ抜けていきます。そのため、まろやかで味わい深い風味になり、木の香りが原酒に移ることで、個性ある焼酎になります。
- 「黒瀬杜氏」とは鹿児島県南さつま市笠沙にある「黒瀬集落」を所縁とする杜氏集団です。明治時代より九州各地で活躍し、ピーク時には300人程いましたが、現在では30人程になってしまいました。